看護師は仕事柄どうしても早食いが癖になりやすいです。忙しい時間の合間を縫って昼休憩をとらなければならなかったり、休憩中に患者さんの容態が急変し食事がとれないというようなことはよくあります。勤務中に素早く食事を済ませるのが癖になりやすく、日常生活においてもそれが癖になってしまっているというような人も少なくありません。時間に追われる仕事中は仕方のないことだとしても、早食いは胃腸に負担をかけたり太りやすいといったデメリットがあるためできるだけ改善していくべきです。

早食いを改善するために一番大切なのはやはりよく噛むという点です。よく噛んでゆっくり食事をするように心がけると少しの食事でも満腹感を得られるためダイエット効果も期待できます。また、唾液の分泌量も増えることから消化が助けられるといったメリットもあります。唾液は虫歯や口臭予防の効果もあるためゆっくり食べることには非常にメリットが多いのです。

ゆっくり食事をとるためには固い食べ物を食べるよう意識するのも大切です。柔らかく噛み応えのないものはどうしても噛まずに飲み込んでしまいがちなので、この点に気をつけてみてください。また、看護師は早食いだけでなく食生活のバランスも崩れやすいことから、栄養についても日頃から気を付けていかなければなりません。自宅での食事は栄養バランスの良い食事をゆっくり摂るよう心がけていけば、自然と勤務時の早食いとそれによるデメリットも改善していくでしょう。自身の食生活を見直したい方は、看護師向けの食事情報をチェックしてみてください。