仕事柄ゆっくり食事をしている余裕がないことから、看護師は食事をおろそかにしがちです。しかし、食事は身体を構成する栄養を摂取する大切な時間なので、栄養バランスをしっかり考えて充実させていかなければなりません。看護師の仕事は身体が資本となる部分も大きいことから、いい加減な食生活を送っていると仕事にも支障をきたしてしまいます。

食事は生活のリズムを整えてくれるものでもあることから、1日3食、できるだけ決まった時間に摂ることが大切です。特に、朝食は体内時計をリセットする働きがあります。日勤と夜勤の繰り返しで体内時計が狂いやすい看護師にとって非常に大切な食事となるので、抜いてしまうことなくきちんと食べるようにしましょう。

また、食事は精神的な安定ももたらしてくれます。ハードかつストレスも溜まりやすい仕事でもあるため、きちんと食事をとることは気持ちの安定にも繋がるでしょう。食生活は乱れると心も荒んでしまいかねないため、精神を安定させて働くためにも丁寧に食事をすることは大切なのです。

勤務中で急がしい場合はなかなか難しいですが、食事は人との繋がりを生むものでもあります。誰かと食事をするというのもとても重要なので、同僚とのコミュニケーションの時間としても活かし、意義のある時間にできるよう努めていくのも大事なことです。円滑な人間関係は仕事にも影響するため、職場での同僚との食事の時間も大切にしていきましょう。